【香川県観音寺市・現調レポート】キッチン収納と和室の土壁に発生したカビの意外な原因と解決策|カビバスターズ岡山
2026/08/31
【香川県観音寺市・現調レポート】キッチン収納と和室の土壁に発生したカビの意外な原因と解決策|カビバスターズ岡山
「詰め込みすぎた収納」と「温暖化で限界を迎えた土壁」。現代の気候やライフスタイルが引き起こすカビトラブルの実態と、プロによる解決への第一歩を詳しくご紹介します。
香川県観音寺市でのカビ調査レポート!キッチン収納と和室の土壁、それぞれの環境が生んだ「カビの原因」に迫る
私は、岡山県の施主様を担当するカビバスターズ岡山のブログ制作のプロとして、皆様の健やかな暮らしを守るための情報を発信しております。
岡山の皆さま、そして近隣県の皆さま、こんにちは!お家のカビ問題を根本から解決する「カビバスターズ岡山」です。
今回は岡山県を少し飛び出しまして、瀬戸大橋を渡ったお隣、香川県観音寺市にお住まいの施主様からのご依頼で、現地調査(現調)に行ってまいりました。カビバスターズ岡山では、県内はもちろんのこと、近隣のエリアでお困りの施主様のもとへもフットワーク軽く駆けつけております。
今回ご相談いただいたのは、「キッチンにある収納スペース」と、「和室の土壁(つちかべ)」の2箇所に発生してしまった頑固なカビについてでした。 どちらも日常生活の中で非常によく使われる場所であり、施主様も「毎日掃除や換気には気を使っていたはずなのに、どうして…」と大変お困りのご様子でした。
本日は、この観音寺市での現地調査の様子と、それぞれの場所にカビが生えてしまった「現代ならではの原因」、そして私たちが行ったテスト施工の結果について、たっぷりと詳しくお話しさせていただきます。 「うちの収納もパンパンかも…」「和室の壁、最近見ていないな」と少しでも気になった方は、ぜひご自宅の状況と照らし合わせながら最後までお読みくださいね。
目次
キッチン収納のカビ〜「詰め込みすぎ」が招く換気不足の罠〜
まず調査に伺ったのは、毎日の美味しいお料理が生み出されるキッチンの収納スペースです。 扉を開けると、そこにはカビ特有の「ツン」とした、あるいは「モワッ」とした嫌なニオイが漂っていました。収納スペースの奥の壁や、底面の板に黒っぽいカビが広がっている状態でした。
なぜキッチンの収納にカビが生えるの?
そもそもキッチンという場所は、お家の中でもお風呂場に次いで「湿気」が発生しやすい場所です。お湯を沸かしたり、煮物をしたり、食器を洗ったりすることで、空気中には常にたっぷりの水分(水蒸気)が含まれています。
しかし、今回カビが生えていたのはキッチンの「外側」ではなく、扉のついた「収納スペースの内側」です。その最大の原因は、「荷物の詰め込みすぎによる、空気の停滞」でした。
施主様の収納スペースには、大きなお鍋や買い置きの調味料、普段あまり使わないタッパーなどが、隙間なくいっぱいに詰め込まれていました。これ自体は、どこのご家庭でもよく見られる光景ですよね。 しかし、空間に隙間がないということは、「空気が流れ込む通り道がない」ということでもあります。
湿気は「動かない空気」が大好き
空気は、動いている(循環している)状態であれば、湿気が一箇所にとどまることはありません。しかし、荷物がパンパンに詰まった収納の奥では、空気が完全にストップしてしまいます。 キッチンで発生した湿気が、扉のわずかな隙間から収納の中に入り込み、そのまま奥で滞留してしまうのです。さらに、収納の扉を閉めっぱなしにしていると、中は「暗くて」「ジメジメしていて」「空気が動かない」、まさにカビにとって天国のような環境が完成してしまいます。
施主様へのアドバイス:収納は「腹八分目」が鉄則です
このお話をお伝えしたところ、施主様も「確かに、一度しまったらほとんど開けない場所でしたし、奥の方は全然見えていませんでした…」とハッとされていました。
皆様のご家庭でも、キッチンのシンク下や床下収納などに、物をギッシリ詰め込んでいませんか? カビを防ぐための収納のコツは、「収納スペースの8割(腹八分目)までにとどめ、空気の通り道を作ってあげること」です。そして、お天気の良いカラッと晴れた日には、あえて収納の扉を全開にして、扇風機などで中に風を送り込んで「空気の入れ替え」をしてあげることが、非常に効果的なカビ対策になります。
和室の土壁のカビ〜地球温暖化がもたらした悲鳴〜
続いて案内していただいたのが、落ち着いた雰囲気の和室です。昔ながらの趣がある立派な「土壁(つちかべ)」のお部屋だったのですが、よく見ると壁の表面に、うっすらと白っぽい、あるいは青黒いカビがポツポツと斑点のように発生していました。
施主様は「土壁は湿気を吸ってくれると聞いていたのに、どうしてカビが生えるんでしょうか?」と大変不思議に思われていました。 実はこのご質問、近年私たちカビバスターズに寄せられるお問い合わせの中でも、年々非常に増えてきているお悩みなのです。
伝統的な「土壁」の素晴らしいメリット
日本の伝統的な建築様式である土壁は、自然の土や砂、藁(わら)などを混ぜて塗られたものです。施主様が仰る通り、土壁には本来「調湿効果(ちょうしつこうか)」という素晴らしい機能が備わっています。
湿気が多い梅雨や夏場には、空気中の余分な水分を壁が「スゥーッ」と吸い込んで、お部屋をカラッと快適にしてくれます。逆に、空気が乾燥する冬場には、蓄えていた水分を少しずつ吐き出して、お部屋の湿度を適度に保ってくれるのです。 つまり土壁は、電気を使わずに自然の力でお部屋の湿度をコントロールしてくれる「天然のエアコン」や「天然の加湿器・除湿機」のような役割を果たしてきました。
悲鳴を上げる土壁…原因は「地球温暖化」
それほど優秀な土壁に、なぜ近年カビが急増しているのでしょうか。 その答えは、ずばり「地球温暖化による、異常な気候の変化」にあります。
一昔前の日本の夏も確かに暑かったですが、最近の夏は「酷暑」や「ゲリラ豪雨」といった言葉が当たり前になり、外気の湿度と温度が異常なまでに上昇しています。連日のようにまとまった雨が降り、気温が35度を超えるような過酷な環境下では、空気中の水分量がとてつもない量になります。
この異常な高湿度が連日続くと、いくら優秀な土壁であっても、「吸収できる水分の限界(キャパシティ)」をあっという間に超えてしまうのです。 限界まで湿気を吸い込んで、まるで水を含んだスポンジのようにパンパンになってしまった土壁は、水分を吐き出すタイミング(乾燥する日)がないまま、常にジメジメと湿った状態に陥ります。そして、そこに含まれる自然の素材(藁や土の有機物)を栄養にして、一気にカビが繁殖してしまうというわけです。
現代の環境に合わせたケアが必要
「昔の家はカビなんて生えなかったのに」とよく言われますが、それは昔の気候に合わせて作られたからであって、現代の亜熱帯のような気候には、もはや自然の力だけでは対応しきれなくなってきているのが現実です。 エアコンの除湿機能をうまく活用して、土壁が吸い込んだ水分を定期的に乾かしてあげる(お部屋全体の湿度を強制的に下げてあげる)など、現代の気候に合わせたサポートが必要不可欠になっています。
カビバスターズの「テスト施工」〜見極めと安心のお約束〜
それぞれのカビの原因がわかったところで、私たちカビバスターズ岡山が次に行うのが「テスト施工」です。
テスト施工とは、実際にカビが生えている箇所の一部(目立たない小さな範囲)に、専用の除カビ剤を塗布し、カビが綺麗に落ちるかどうか、そして素材(板や土壁)を傷めたり変色させたりしないかをチェックする、非常に重要な作業です。
なぜテスト施工が必要なのか?
特に今回のような「土壁」は、非常にデリケートな素材です。一般の方が市販のお風呂用カビ取り剤などを土壁に吹きかけてしまうと、カビが落ちるどころか、壁の土がボロボロと崩れ落ちたり、薬剤の成分で真っ白に色抜け(脱色)してしまったりと、取り返しのつかない大惨事になってしまいます。
また、キッチン収納の木材も、材質によっては薬剤を弾いてしまったり、逆に染み込みすぎてシミになってしまったりすることがあります。 だからこそ、本格的な作業に入る前に、必ずプロの目で「この素材には、どの濃度の、どの成分の液剤がベストなのか」を見極めるためのテストを行うのです。これにより、施主様にも「このように綺麗になりますよ」と実際にその場で見ていただくことができ、安心して本施工をお任せいただけるというメリットもあります。
テクニックが光る!今回のテスト施工の結果
施主様に見守られながら、いざテスト施工を実施しました。
まずはキッチンの収納スペース。木材の奥深くまで入り込んだカビの根っこ(菌糸)をしっかりと分解するために、素材を傷めない専用の液剤を慎重に塗布しました。数分待つと、黒ずんでいたカビがスーッと分解され、元の綺麗な木目が姿を現しました。
そして、最難関の和室の土壁。ここでは、土の風合いを絶対に壊さないように、液剤の濃度を綿密に調整しました。ハケを使って優しく液剤を乗せていくと、土壁の表面を覆っていた斑点状のカビが見事に消え去り、土壁本来の温かみのある色が戻ってきました。もちろん、土がポロポロと崩れるようなこともありませんでした。
テスト施工の結果は、どちらも「しっかりと安全に、根本からカビを除去できる状態である」と確認できました! その場で綺麗になった部分をご覧になった施主様も、「うわぁ、すごい!本当に元の色に戻っているし、変なニオイもしないですね!」と、パッと明るい表情になられたのが印象的でした。この瞬間が、私たちにとっても一番の喜びです。
自力でのカビ取りは危険?プロに任せるべき理由
今回の観音寺市の施主様のように、「収納の奥」や「デリケートな土壁」のカビに気づいた時、多くの方が「自分でなんとかできないか」と考えると思います。インターネットで検索すれば、お酢を使ったり、エタノールを使ったりするDIYのカビ取り方法がたくさん出てきますよね。
しかし、私たちプロの目線からお伝えすると、これらの場所のカビ取りを自力で行うことは、非常にリスクが高いと言わざるを得ません。
1. 表面だけを拭き取っても意味がない
市販のアルコールスプレーなどでサッと拭くと、表面の黒い汚れは取れたように見えます。しかし、カビは植物の根っこと同じように、素材の奥深くに「菌糸(きんし)」を張り巡らせています。表面だけを綺麗にしても、奥に根っこが残っていれば、わずかな湿気ですぐにまた生えてきてしまいます。まさにイタチごっこです。
2. 胞子を部屋中にばら撒いてしまう危険
カビをゴシゴシと雑巾などでこすると、目に見えない無数の「カビの胞子(種のようなもの)」がお部屋中に舞い上がります。それを呼吸と一緒に吸い込んでしまうと、アレルギーや喘息、さらには夏型過敏性肺臓炎などの深刻な健康被害を引き起こす恐れがあります。
3. カビバスターズならではの「専用液剤」と「防カビ技術」
私たちカビバスターズ岡山では、市販の強い塩素系漂白剤は使用しません。お家の素材(木材や土壁など)を傷めずに、カビの根っこだけを狙い撃ちして細胞レベルで分解・死滅させる、独自の安全な専用液剤を使用しています。 さらに、カビを取り除いた後には、長期間にわたってカビの再発を防ぐための強力な「防カビコーティング」を施します。これにより、「カビを取る」だけでなく「カビが生えない環境を作る」という根本的な解決を実現できるのです。
カビの悩みは、プロフェッショナルにご相談を!
今回は、香川県観音寺市での現地調査の様子を通じて、キッチン収納と和室の土壁のカビについて詳しくお話しさせていただきました。
「収納スペースの詰め込みすぎ」も、「地球温暖化による土壁の限界」も、現代の私たちの暮らしや環境の変化がもたらした、言わば「現代病のようなカビトラブル」です。 毎日こまめにお掃除をされている施主様であっても、こればかりは防ぎきれない部分があります。ですから、「自分の掃除の仕方が悪かったんだ…」とご自身を責めたりなさらないでくださいね。
大切なのは、カビを発見した時に「見て見ぬふりをしないこと」、そして「無理に自力で解決しようとせず、早めにプロに頼ること」です。 カビは放置すればするほど根を深く張り、大切なお家の寿命を縮め、ご家族の健康を脅かしてしまいます。
私たちカビバスターズ岡山は、今回のテスト施工で確認したように、デリケートな素材であっても安全に、かつ徹底的にカビを退治する確かな技術とノウハウを持っています。 岡山県内にお住まいの皆様はもちろん、今回のような香川県をはじめとする近隣エリアの皆様からのご相談も大歓迎です。
「もしかして、うちの収納の奥も…?」「そういえば、和室の壁が黒ずんでいるような…」 少しでも心当たりやご不安がある方は、どんな些細なことでも構いません。どうぞお気軽に私たちカビバスターズ岡山までお問い合わせください。 専門のスタッフが丁寧にお話を伺い、ご自宅に最適な解決プランをご提案させていただきます!
それでは、長くなりましたが、最後までお読みいただき本当にありがとうございました。 まだまだ暑く、そして湿度の高い日々が続きます。エアコンの除湿機能やこまめな換気を上手に活用して、お家もご家族も、どうぞ健やかにお過ごしくださいね。 次回のブログでまたお会いしましょう。カビバスターズ岡山でした!
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