広島県の新築住宅で床下カビが発生する原因とは?調査・対処法と実例を解説
2026/10/07
広島県の新築住宅で床下カビが発生する原因とは?調査・対処法と実例を解説
新築だから安心とは限らない。建築中の雨濡れや高湿度、床下の空気だまりを数値で調査し、再発まで防ぐ方法
建物のカビコンサルタント、カビバスターズ岡山・西東京です。
「新築住宅なのに床下にカビが生えている」
このようなご相談を受けることがあります。
新築と聞くと、多くの方が「古い住宅なら分かるけれど、新築でカビが発生することなんてあるの?」と思われるのではないでしょうか。
しかし、新築住宅だからカビが発生しないとは限りません。
特に注意したいのが、完成すると簡単には確認できなくなる床下・壁内部・断熱材周辺などの見えない場所です。
建築中に木材が雨に濡れた、基礎や木材の乾燥が十分ではなかった、高温多湿の空気が床下へ入り込んだ、床下に空気だまりができたなど、複数の条件が重なることで新築住宅でもカビが発生することがあります。
さらに現在の住宅は高気密・高断熱化しています。
住宅性能が高くなった一方で、一度建物内部に入った水分や湿気が適切に排出されなければ、床下などに湿気が滞留するケースがあります。
カビバスターズ岡山では、床下を見て「湿っていますね」「乾いていますね」と感覚だけで判断しません。
含水率計・ファイバースコープ・風速計などを使い、建物内部の状態を数値化して調査します。
特に木材については、含水率17.0%未満を独自の安全基準値として確認しています。
この記事では、広島県で新築住宅を建てた方、現在建築中の方、床下のカビを発見して不安を感じている方に向けて、新築住宅で床下カビが発生する原因・正しい調査方法・対処方法・実際の現場から得た教訓を詳しく解説します。
目次
新築住宅なのに床下へカビが発生するのはなぜ?
「新築=乾燥していて清潔」
このようなイメージを持つ方は多いと思います。
しかし、実際の建築現場では住宅が完成するまでに、さまざまな水分が建物へ関係します。
たとえば建築途中に雨が降れば、木材が雨に濡れることがあります。
基礎コンクリートそのものにも水分が含まれています。
梅雨から夏にかけては、高温多湿の外気が建物内部へ入ることもあります。
重要なのは、濡れたこと自体だけではなく、その水分が十分に抜けた状態で次の工程へ進んでいるかです。
表面だけが乾いていても、木材内部に水分が残っている可能性があります。
そして床・壁・断熱材などで覆われると、その状態を簡単には確認できなくなります。
新築住宅でもカビの条件はそろう
カビが発育するには、水分、温度、栄養分など複数の条件が関係します。
床下には木材、合板、ホコリなど、カビの発育に関係する要素があります。
そこへ高い湿度や水分が加われば、新築住宅でもカビが発生する可能性があります。
特に私たちが重要視しているのが木材の含水率です。
カビバスターズ岡山では、床下や構造材などの木材について、
木材含水率17.0%未満
を独自の安全基準値として使用しています。
たとえば床下調査で25.0%という数値が出たとします。
見た目では乾いているように見えても、私たちの基準では異常です。
この場合は単純に「カビを拭き取れば終わり」と考えません。
なぜ木材にこれほど水分が残っているのか。
雨濡れなのか。
漏水なのか。
結露なのか。
空気が滞留しているのか。
原因まで調査する必要があります。
さらに水分量が高い状態では、カビだけではなく木材腐朽菌のリスクも考えなければなりません。
つまり、新築床下のカビ問題で本当に見るべきものは、
「黒いカビがあるか」だけではなく、「そのカビを発生させた水分が現在も存在しているか」
なのです。
広島県の新築床下で注意したいカビ発生原因
広島県の新築住宅で床下カビを調査する場合、私たちは一つの原因だけに決めつけません。
大きく分けると、次のような原因を疑います。
原因① 建築中の雨濡れ
住宅は完成するまで屋外で施工されます。
そのため、建築工程によっては木材や床下地などが雨の影響を受ける可能性があります。
もちろん、木材が一度雨に濡れただけで必ずカビが発生するわけではありません。
重要なのはその後どこまで乾燥したかです。
たとえば表面を触って乾いていたとしても、それだけでは木材内部まで十分乾燥している証明にはなりません。
そこで必要になるのが含水率測定です。
「3日乾燥させました」
「もう見た目は乾いています」
という説明だけではなく、
「現在の木材含水率は何%なのか」
を確認することが重要です。
原因② 床下に湿気が滞留する
床下全体が同じ環境になっているとは限りません。
風が通る場所もあれば、ほとんど空気が動かない場所もあります。
私たちはこのような場所を**「空気だまり」**として注意して確認します。
たとえば床下の入口付近は乾燥しているのに、建物の奥へ進むと木材含水率が急激に高くなることがあります。
この場合、入口だけ確認して、
「床下は乾燥しています」
と判断してしまうのは危険です。
床下全体を確認し、複数箇所で含水率を測定する必要があります。
原因③ 基礎周辺から発生する水分
新築時には基礎コンクリートの水分についても考える必要があります。
コンクリートは施工直後から完全に乾燥した材料ではありません。
そのため、新築住宅の床下では木材だけを見るのではなく、基礎周辺の水分状態も確認する必要があります。
カビバスターズ岡山ではコンクリートについて、
含水率1.3%未満
を独自安全基準としています。
たとえば0.8%なら基準内。
一方、1.3%を超えている場合は異常として、その周辺に水分供給源がないかを確認します。
原因④ 高気密住宅特有の負圧
現在の新築住宅で特に注意しているポイントです。
高気密・高断熱住宅では、換気設備やレンジフードなどによって室内が負圧になる場合があります。
簡単に言えば、住宅内部の空気が外へ排出され、その分の空気を別の場所から吸い込もうとする状態です。
給気が十分でなければ、
コンセント周辺
キッチン下
配管周辺
床と壁の取り合い
その他の小さな隙間
などから空気を引き込む場合があります。
問題は、その空気がどこを通っているかです。
床下や壁内部から空気が引き込まれていれば、そこに存在する湿気やカビ胞子まで室内側へ移動する可能性があります。
カビバスターズ岡山では、この状態を感覚で判断せず風速計を使用します。
たとえば隙間部分で、
風速0.5m/s
の引き込みを確認できれば、空気が実際に動いていることを数値として記録できます。
床下カビだけを除去しても、この空気の流れを改善しなければ根本的な解決にならない場合があります。
「乾いて見える」だけでは判断できない理由
新築住宅のカビ問題で特に注意していただきたい言葉があります。
それが、
「もう乾いていますから大丈夫です」
です。
もちろん、本当に十分乾燥しているケースもあります。
しかし問題なのは、何を根拠に「乾いている」と判断したのかです。
手で触った感覚でしょうか。
見た目でしょうか。
施工してから経過した日数でしょうか。
それとも実際に測定した数値でしょうか。
私たちが重要視するのは数値です。
木材含水率の比較
|
調査項目 |
カビバスターズ岡山独自安全基準 | 実測例 | 判定 |
| 床下木材 | 17.0%未満 | 14.0% | 基準内 |
| 床下木材 | 17.0%未満 | 17.0%以上 | 要注意 |
| 床下木材 | 17.0%未満 | 25.0% | 異常 |
| コンクリート | 1.3%未満 | 0.8% | 基準内 |
| コンクリート | 1.3%未満 | 1.3%超 | 異常 |
特に木材で25.0%という数値が出れば、私たちはカビだけではなく木材腐朽菌が繁殖するリスクまで考えます。
このように数値化すると、
「なんとなく湿っている」
から、
「どこが、どの程度、基準から外れているのか」
へ話を変えることができます。
これは新築住宅では非常に重要です。
施主様と施工会社の間で認識が違った場合でも、客観的な測定値があれば話し合うための材料になります。
カビバスターズ岡山が行う床下カビ調査
新築住宅で床下カビが見つかった場合、私たちはいきなり薬剤を散布することを優先しません。
まず原因を調べます。
基本的な考え方は、
調査 → 数値化 → 原因特定 → 除カビ → 環境改善 → 必要に応じた検査
です。
①目視調査
まず床下全体を確認します。
カビの色や広がりだけを見るわけではありません。
木材の変色、水染み、断熱材の状態、基礎周辺、配管、空気が滞留しそうな場所なども確認します。
②含水率測定
次に含水率計を使用します。
特に重要なのが、カビが見えている場所だけを測らないことです。
周辺の正常に見える木材も測定します。
そうすることで、
「どこから数値が高くなっているのか」
を比較できます。
木材は17.0%未満。
コンクリートは1.3%未満。
これを私たちの独自安全基準として比較します。
③ファイバースコープ調査
床下から確認できない部分や壁内部については、必要に応じてファイバースコープを使用します。
いきなり壁を壊すのではありません。
過去の夏型結露の調査では、コンセント穴からファイバースコープを挿入し、壁紙の裏側や壁内部のカビ汚染を確認したことがあります。
新築住宅だからこそ、できるだけ建物を壊さずに調査することが重要です。
④風速計による負圧・気流調査
高気密住宅では空気の流れも確認します。
コンセント周辺やキッチン下などに風速計を当て、床下・壁内部から室内へ空気が引き込まれていないか調べます。
たとえば0.5m/sの引き込みが確認されれば、その空気がどこから来ているのかを考えます。
これによって、
「床下にカビがあります」
だけではなく、
「床下環境と室内環境がどのようにつながっているのか」
まで調査できます。
新築床下にカビが見つかった場合の正しい対処方法
新築住宅の床下にカビが見つかった場合、最も避けたいのは見える部分だけをきれいにして終わることです。
表面清掃だけで見た目が改善しても、水分環境が変わらなければ再発する可能性があります。
表面清掃と根本対策の違い
| 対応 | 表面だけの対処 | カビバスターズ岡山の考え方 |
| カビ確認 | 目視 | 目視+数値測定 |
| 水分確認 | 手触りなど | 含水率計 |
| 見えない部分 | 確認しない場合がある | 必要に応じファイバースコープ |
| カビ除去 | 表面清掃 | MIST工法®による除カビ |
| 空気環境 | 対象外 | 必要に応じ負圧・気流確認 |
| 再発対策 | 薬剤中心 | 水分・換気・給気まで改善 |
| 施工確認 | 見た目 | 必要に応じ真菌検査 |
重要なのは、カビ除去と原因改善を分けて考えないことです。
MIST工法®による除カビ
カビバスターズ岡山では、素材をできる限り傷めないMIST工法®によって除カビを行います。
木材を削ってカビを見えなくしたり、上から塗装して隠したりすることを基本的な解決とは考えません。
特に新築住宅では、せっかく新しく施工された木材です。
できる限り素材を傷めず、本来の状態を保ちながらカビを除去することが重要です。
この考え方は住宅だけではありません。
私たちは神社仏閣などの歴史的な木造建築でも、木材を必要以上に削ったり塗装で隠したりせず、**素材本来の美しさを残しながら
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株式会社Green-green
カビバスターズ岡山・西東京
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