カビから守る!食品工場での効果的な予防と対策
2024/06/12
カビから守る!食品工場での効果的な予防と対策
安全な食品製造のために知っておくべきカビの知識と対策
こんにちは!カビバスターズです!
食品工場で働く皆様!
工場内のカビが気になっていませんか?
湿度管理、清掃方法、防カビ素材の利用など、発生原因から最新のカビ対策技術までを網羅します!
安全な製造環境を確保するための必読ガイドです!
目次
1. カビの基礎知識
1-1. カビの種類とその特徴
カビは真菌の一種で、さまざまな種類があります。代表的なものには黒カビ(クロコウジカビ)、青カビ(ペニシリウム)、赤カビ(アスペルギルス)があり、それぞれ異なる条件で繁殖します。黒カビは湿度が高い環境で繁殖しやすく、食品工場の空調や配管周りでよく見られます。青カビは冷蔵庫や冷凍庫内での発生が多く、低温環境でも成長します。赤カビは水分が多い場所でよく見られ、シンクや排水口周辺に発生することが多いです 。
1-2. カビが生えるメカニズム
カビの成長には、温度、湿度、栄養の3つの条件が必要です。最適な温度は0~40℃で、特に20~30℃がカビの成長に適しています。また、湿度が65%以上になるとカビは急速に繁殖します。食品工場では食品残渣やホコリなどが栄養源となり、これらがカビの成長を促進します。湿度と温度の管理が不十分だと、カビの胞子が空気中に飛散し、工場全体にカビが広がるリスクが高まります。
2. 食品工場でのカビの発生原因
食品工場でのカビの発生は、多くの要因によって引き起こされます。その主な原因を理解することは、効果的な対策を講じるために不可欠です。
2-1. 湿度と温度の管理
食品工場では、湿度と温度の管理が非常に重要です。湿度が高いとカビが繁殖しやすくなります。そのため、除湿機の使用や適切な空調設備の導入が必要です。湿度を43%以下に保つことでカビの発生を抑えることができます。また、製造エリアとそれ以外のエリアの気温差によって結露が発生しやすいので、これもカビの原因となります 。
2-2. 衛生管理と清掃の重要性
食品工場では、カビの栄養源となる食品残渣やホコリが多く存在します。そのため、定期的な清掃と衛生管理が重要です。特に空調機器や配管周りはカビが発生しやすい場所なので、こまめに清掃することが求められます。また、清掃時には、ゴシゴシと擦らずに、次亜塩素酸ナトリウムなどのカビ除去剤を使用することが効果的です 。
3. カビの予防方法
カビの発生を未然に防ぐためには、予防策を講じることが不可欠です。
3-1. 湿度管理と除湿対策
湿度を管理することで、カビの発生を大幅に抑えることができます。除湿機の使用や適切な換気を行うことで、湿度を低く保つことが重要です。湿度が高くなりがちな場所、例えばシンク周りや冷蔵庫内では特に注意が必要です。また、結露対策として、ビニールシートで囲う方法も有効です 。
3-2. 防カビ素材とコーティングの利用
食品工場内の設備や壁材には、防カビ性の高い素材やコーティングを施すことが効果的です。これにより、カビの発生しにくい環境を作ることができます。特に湿気が多い場所や、食品残渣が溜まりやすい場所には、防カビコーティングを施すと良いでしょう 。
3-3. 定期的な清掃とメンテナンス
日々の清掃を怠らず、定期的に徹底したメンテナンスを行うことが、カビの予防に繋がります。特に湿気が溜まりやすい場所や、空調機器の内部などは念入りに清掃を行いましょう。また、清掃後はしっかりと乾燥させることが重要です。
4. カビの除去方法
万が一カビが発生してしまった場合は、迅速かつ効果的な除去方法を実行する必要があります。
4-1. カビ胞子の殺菌と除去
まず、カビ胞子を殺菌することが重要です。エタノールスプレーを使用することで、表面の胞子を死滅させることができます。その後、次亜塩素酸ナトリウムを含ませたペーパータオルでカビを拭き取ります。この際、換気を十分に行いましょう。
4-2. カビ本体の除去と防カビ剤の使用
カビ本体を除去するためには、次亜塩素酸ナトリウムが有効です。これをペーパータオルに染み込ませ、カビの生えている部分を叩くようにして拭き取ります。カビを除去した後は、十分に水で流し、しっかりと乾燥させます。さらに、防カビ剤を塗布することで、再発を防ぐことができます
5. カビ対策における最新技術
カビ対策は日々進化しており、最新の技術を導入することでより効果的に対策を講じることができます。
5-1. HACCP対応のカビ対策
HACCP(Hazard Analysis and Critical Control Points)対応のカビ対策は、食品の安全を確保するための重要な方法です。これにより、カビの発生リスクを分析し、重要な管理ポイントで対策を講じることができます。
5-2. 室内陽圧化対策
食品工場では、室内を陽圧化することで、清潔区域への汚染空気の流入を防ぐことができます。陽圧化により、工場内の空気の流れを制御し、カビの発生を防ぐことができます
6. カビの影響とリスク管理
カビが食品工場で発生すると、さまざまなリスクが生じます。
6-1. 異物混入リスク
カビが食品に混入すると、異物混入のリスクが高まります。これにより、製品の品質が低下し、消費者の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。定期的な清掃とカビ対策が必要です 。
6-2. 健康被害と品質管理
カビは、アレルギーや呼吸器疾患などの健康被害を引き起こす可能性があります。特に食品工場では、製品の品質管理が重要であり、カビの発生は避けなければなりません。従業員の健康管理や衛生教育も欠かせません
カビ取り・カビ対策はカビバスターズ
食品工場のカビ対策は非常に重要ですが、効果的な対策を講じるためには専門知識と技術が必要です。カビバスターズでは、独自開発のMIST工法®を用いて、安全かつ効果的にカビを除去します。
MIST工法®は素材を傷めない独自開発のカビ取り技術
MIST工法®は、カビの繁殖状況や対象物の状況に応じて専用剤を調整することで、素材を傷めずにカビを根こそぎ退治する方法です。他社の方法と異なり、こすったり削ったりせずに、素材の特徴を活かしながらカビを取り除きます。強力な分解死滅力を持ちながら、人体に安全な専用剤を使用しています。
専用剤で木材やデリケートな素材を傷めずにカビを除去
カビバスターズのMIST工法は、独自に開発された専用剤を使用することで、木材やデリケートな素材を傷めることなくカビを除去します。素材の特性に合わせた水素イオン濃度の専用剤を使用するため、歴史的建造物などの価値のある素材の復元にも適しています。
環境に配慮した工法で安全性を確保
MIST専用除カビ剤は、工業排水試験など各種試験で安全性が確認されています。小さなお子様や高齢者が利用する施設でも安心してご依頼いただけます。カビを除去した後の防カビ対策も万全で、除菌後の持続性が高いのもMIST工法の特徴です。
除菌後の持続性と高い安全性
霧状の専用剤が素材の深くまで浸透し、カビを根こそぎ除去します。その後、防カビ剤による予防処理を施すことで、即効性と持続性、高い安全性を兼ね備えた防カビ対策が可能です。対象エリア全体の防カビ効果を発揮し、新たなカビの発生を防ぎます。
カビバスターズのMIST工法®は、食品工場や歴史的建造物など、さまざまな環境でのカビ対策に最適な方法です。カビの問題でお困りの際は、ぜひカビバスターズにご相談ください。
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カビバスターズ岡山
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