花粉やカビが原因のアレルギーに悩むあなたへ|真菌検査ならカビバスターズ岡山・西東京へ
2025/03/28
花粉やカビが原因のアレルギーに悩むあなたへ|真菌検査ならカビバスターズ岡山・西東京へ
原因不明の咳・くしゃみ・倦怠感」それ、カビや花粉かも?真菌検査で住環境を見直しませんか?
こんにちは!カビバスターズ岡山・西東京の浪尾です!
春先から秋、そして冬の室内暖房期まで、年中通して「くしゃみが止まらない」「目がかゆい」「咳が長引く」といった症状に悩まされている方は少なくありません。
多くの方は「これは花粉症だろう」「風邪かな?」と思って市販薬やマスクで何とかしようとしますが、実はその原因がカビによるアレルギーであるケースも多いのです。
特に気密性の高い現代住宅では、空気中のカビの胞子が蓄積しやすく、知らず知らずのうちに身体に影響を与えていることがあります。
私たちカビバスターズ岡山・西東京では、こうしたアレルギー症状に悩む方々の「本当の原因を突き止める」ために、真菌検査を導入しています。この検査は、一般社団法人微生物対策協会が監修するもので、住宅や施設内のカビの濃度・種類を明確にし、適切な対策へと導くものです。
「原因が分からず長年アレルギーに悩んでいる」「空気清浄機や掃除では改善されない」と感じている方にこそ、一度この真菌検査を受けていただきたいのです。
このブログでは、カビや花粉によるアレルギー症状と真菌検査の有効性、そして実際にあった相談事例を交えながら、あなたの住環境と健康を守るためのヒントをご紹介していきます。
目次
はじめに|なぜ今、真菌検査が注目されているのか
近年、アレルギー性疾患の患者数は年々増加しており、日本人の2人に1人が何らかのアレルギーを抱えていると言われるほどです。その中で特に見逃されがちなのが、カビ(真菌)によるアレルギー症状です。
「花粉症」と言えば春先のスギやヒノキが原因と思われがちですが、実は**秋のブタクサ、冬の室内花粉(ハウスダスト)**に加え、年間を通して空気中に存在するカビの胞子がアレルゲンとなっているケースも非常に多いのです。
特に近年、以下のような住環境の変化が、カビアレルギーのリスクを高めています。
- 高気密・高断熱住宅の増加
- 全館空調システムの普及
- 窓を開けずに空調任せの生活習慣
- 部屋干しや加湿器による湿度の上昇
これらにより、目には見えない「空気中のカビ胞子」が住空間に滞留しやすくなっているのです。
そして何より問題なのは、症状がカビによるものなのか、花粉なのか、ダニなのか、それともウイルスなのか…その**“本当の原因が分からないまま”薬や対症療法に頼ってしまっている方が非常に多い**という現実です。
そんな中で、医療機関ではカバーしきれない「住環境内のカビの調査」に注目が集まっており、専門業者による真菌検査(カビ検査)が必要とされるケースが増えています。
私たちカビバスターズ岡山・西東京では、一般社団法人微生物対策協会が監修する信頼性の高い真菌検査を通じて、以下のようなお悩みにお応えしています。
「咳が続いているのに、病院では異常がないと言われた」
「引っ越してからくしゃみや鼻水がひどくなった」
「家族のうち誰かが必ず風邪のような症状を訴えている」
「家に入ると目がかゆくなり、外に出ると治まる」
このようなお悩みをお持ちの方は、まず一度、**真菌検査という“住環境の健康診断”**を受けてみませんか?
原因が分かれば、対策ができます。
対策ができれば、アレルギーに悩まされる日々から解放される可能性も高まります。
次の項目では、花粉症とカビアレルギーの違いについて詳しく解説いたします。
花粉症とカビアレルギーの違いとは?
「春になると鼻がムズムズしてきた」「くしゃみが止まらない」――こうした症状が出ると、多くの方が「花粉症だ」と自己判断されるのではないでしょうか。ですが、その症状、本当に花粉だけが原因でしょうか? 実は、カビ(真菌)が原因のアレルギー症状も、花粉症と極めてよく似た症状を引き起こします。
■ 症状だけでは区別がつかない花粉症とカビアレルギー
まずは、よく見られる共通の症状を挙げてみましょう。
- 鼻水、鼻づまり
- くしゃみの連発
- 咳や喉の違和感
- 目のかゆみ、充血
- 倦怠感
- 頭がボーッとする
これらは、花粉症にもカビアレルギーにも共通する症状です。つまり、症状だけでは「どちらが原因なのか?」を判断するのが非常に難しいということです。
■ 花粉症の特徴
花粉症は、スギやヒノキなどの植物の花粉がアレルゲン(抗原)となり、特定の季節に限定して発症することが多いです。たとえば、
- スギ花粉:2月〜4月
- ヒノキ花粉:3月〜5月
- ブタクサ花粉:9月〜10月
このように、ある程度の時期に限って症状が現れるのが花粉症の特徴です。症状が「季節性」であるため、「○月になったら症状が出る」「花粉予報に敏感」という方は、花粉症の可能性が高いでしょう。
■ カビアレルギーの特徴
一方、カビアレルギーは年間を通して発症する可能性があります。なぜなら、カビは屋内外を問わず一年中存在しており、湿気や温度、換気の状況によってその量が変動するからです。
特に以下のような場所・時期に注意が必要です。
- 梅雨時期や夏の高温多湿な季節
- 冬場の結露発生による室内カビの繁殖
- 換気の悪いクローゼット・押し入れ・エアコン内部
- ペットを飼っている家庭や、部屋干しが多い環境
**「1年中症状が続いている」「部屋にいると症状がひどくなる」**という方は、花粉ではなくカビが原因である可能性が高いのです。
■ カビは“通年性アレルゲン”
カビアレルギーの特徴は、花粉のように時期が限定されない点です。通年性アレルギー性鼻炎、通年性喘息などの原因にもなり、特に以下のようなカビがアレルゲンとして知られています。
カビの種類 | 主な生息場所 | 特徴 |
---|---|---|
アスペルギルス属(Aspergillus) | エアコン、ホコリ、畳、絨毯 | 呼吸器アレルギー、肺真菌症の原因にも |
ペニシリウム属(Penicillium) | チーズ、湿気のある壁 | アレルギー性鼻炎・喘息 |
クラドスポリウム属(Cladosporium) | 窓枠、天井裏、外壁 | 空気中に多く飛散、アレルゲンとして有名 |
アルテルナリア属(Alternaria) | 浴室、押入れ、土壌 | 秋に多い。喘息や皮膚症状の原因に |
特に「クラドスポリウム属」は、空気中の真菌の中で最もアレルギーの原因になりやすいとされており、一般家庭でも非常に多く見られます。
■ 花粉症とカビアレルギー、同時に起きることもある
実は、花粉症とカビアレルギーが**“両方同時に発症している”**という方も多いのです。春先や秋に花粉症がひどくなり、その後もくしゃみや咳が止まらない…という方は、花粉の後ろに隠れてカビが関与しているケースも少なくありません。
■ 本当に必要なのは「原因の特定」
花粉症であれ、カビアレルギーであれ、最も大切なのは**「何が原因なのかを正しく知ること」**です。
そのためには、医療機関での血液検査だけでなく、**住環境内のアレルゲン=カビの存在を明らかにする「真菌検査」**が非常に有効です。
次の章では、具体的にどのような症状がカビや花粉で起こるのか、アレルギー症状の一覧をご紹介します。
花粉やカビによるアレルギー症状一覧
花粉やカビが原因となるアレルギー症状は、私たちが日常でよく目にする「くしゃみ」や「鼻水」だけではありません。実は、一見すると関係がなさそうに見える不調も、カビや花粉によるアレルギーが原因となっていることがあるのです。
ここでは、カビや花粉によって引き起こされる主なアレルギー症状を、部位別に整理してご紹介いたします。
■ 呼吸器系の症状
呼吸器系の症状は、カビ・花粉アレルギーの中でも最も多く報告されています。
- くしゃみが止まらない
- 透明な鼻水が出る
- 鼻づまりが慢性的に続く
- 喉のイガイガ、乾いた咳
- 痰が絡んだ咳が長引く
- 喘息のようなゼーゼーとした呼吸
- 息苦しさ・呼吸が浅くなる
- 夜間や朝方に咳が出やすくなる
※特にカビは、気管支や肺の奥に入り込んでアレルギー反応を引き起こすことがあるため、咳や喘息、過敏性肺炎の原因になることもあります。
■ 目や皮膚の症状
アレルギー性結膜炎や皮膚炎として現れるケースも多く、「スキンケアをしても治らない」「アイメイクで荒れる」という方は、カビや花粉による反応の可能性を疑う必要があります。
- 目のかゆみ、充血、涙目
- まぶたの腫れ
- 顔や首、腕のかゆみ
- 湿疹や赤み、かさつき
- 蕁麻疹のようなブツブツ
- 原因不明のアトピー症状の悪化
とくにカビが原因の皮膚トラブルは、保湿剤や薬では一時的にしか改善せず、根本的な室内環境の見直しが必要になります。
■ 神経・全身症状(自律神経系の乱れ)
見逃されがちですが、カビや花粉の影響で自律神経が乱れることもあります。慢性的に不調を訴えているにも関わらず、「原因不明」とされるケースでは、カビアレルギーが関係していることも少なくありません。
- 頭が重い・集中できない
- 倦怠感・疲れが取れない
- イライラ・不眠・気分の落ち込み
- 朝起きたときに体がだるい
- 動悸や息切れ
- 食欲不振、吐き気
こうした全身的な症状が出ている方は、医療だけでなく住環境の調査=真菌検査を行うことが重要です。
■ 小さなお子様・高齢者に起きやすい症状
免疫力が不安定な小さなお子様や、抵抗力が低下した高齢者は、アレルギー症状が強く出たり、肺や気管支に炎症を起こしたりするリスクが高くなります。
- 夜中の咳き込みがひどい
- 繰り返す中耳炎や副鼻腔炎
- よく風邪を引くが治りにくい
- 微熱が続く
- 鼻水や咳が長引く
これらは、室内の空気環境に含まれるカビや花粉によって引き起こされている可能性があり、早急な対策が必要です。
■ アレルギー症状が改善しにくい理由
アレルギーは「抗原(アレルゲン)」に対して身体が過剰反応することで起きます。いくら薬を使っても、住環境にカビや花粉が“ある限り”症状は繰り返されてしまいます。
つまり、根本的な改善には「原因を特定し、取り除くこと」=真菌検査+除カビが必須なのです。
カビが原因となる疾患と実際の症例
カビは単なる「見た目の不快」や「ニオイの元」ではありません。目に見えない微細な胞子が空気中に漂い、それを吸い込むことによって、重大な健康被害が引き起こされる可能性があるのです。特に免疫力が低下している方、小児、高齢者、アレルギー体質の方にとっては、日常生活を脅かすほどの疾患の引き金となることもあります。
以下では、カビが原因となる代表的な疾患と、実際にカビバスターズ岡山・西東京が受けたご相談内容の一部を紹介いたします。
■ カビが引き起こす主な疾患一覧
① アレルギー性鼻炎
カビの胞子が鼻腔内の粘膜に付着し、免疫反応を起こすことで、くしゃみ・鼻水・鼻づまりなどの症状を引き起こします。通年性の鼻炎に悩まされている方の多くは、カビが関与している可能性があります。
② 気管支喘息
特定のカビ(例:アスペルギルス、クラドスポリウムなど)に感作された人が吸入すると、気道が炎症を起こし、慢性的な咳や喘鳴、呼吸困難が起きることがあります。
特に夜間や明け方に症状が悪化する方は注意が必要です。
③ 過敏性肺炎(夏型過敏性肺炎を含む)
室内に繁殖したカビ(特にトリコスポロン属)を吸い続けることで、肺に炎症が起こり、微熱や咳、倦怠感、呼吸苦などが現れます。
重症化すると「慢性間質性肺炎」へと移行し、肺の繊維化により不可逆的な呼吸障害を引き起こすこともあるため、早期の対応が重要です。
④ アトピー性皮膚炎
アトピー体質の方は、カビに触れたり吸い込んだりすることで、皮膚のバリア機能が低下し、炎症が悪化することがあります。
室内の空気中に浮遊するカビを減らすことで、皮膚状態が改善したという報告も多くあります。
⑤ アレルギー性結膜炎
目のかゆみや充血、涙が止まらないといった症状は、花粉だけでなくカビが原因となっている場合があります。特に「室内にいると目の症状が強くなる」という方は要注意です。
■ 実際に寄せられたご相談事例
● 事例①「息子の喘息が引っ越してから悪化しました」(岡山県倉敷市)
新築の戸建て住宅に引っ越したご家族からのご相談でした。引っ越し直後から小学生のお子様が咳をし続けるようになり、夜中も眠れない状態に。
病院では「アレルギー性の喘息」と診断されましたが、何が原因かは特定できませんでした。
真菌検査の結果、床下と壁面内部に高濃度のクラドスポリウム属とペニシリウム属のカビが発見されました。
現在はMIST工法®による除カビ・抗菌処理を実施し、お子様の症状は大幅に改善。家族全体の健康への意識も変わりました。
● 事例②「ずっと体がだるくて、検査しても原因が分からなかった」(東京都八王子市)
ご相談者は30代女性。慢性的な倦怠感、微熱、目のかゆみ、咳などの症状が1年以上続いているとのことでした。
複数の病院で検査を受けましたが、「異常なし」と診断され、精神的なものではと疑われていたそうです。
室内の真菌検査を実施したところ、寝室のカーテン裏とエアコン内部に大量のカビ(アルテルナリア属)が発見されました。
除カビ後は睡眠の質が改善し、体調も明らかに上向いてきたとのご報告をいただきました。
● 事例③「お年寄りの咳が止まらない…施設内の空気のせい?」(東京都内の高齢者施設)
高齢者施設の職員の方から、「入居者の中で慢性的に咳をしている方が多い」ということでご相談をいただきました。
真菌検査を行ったところ、天井裏の結露部分にアスペルギルス属のカビが広範囲に繁殖していることが判明。
除カビ・抗菌処理後、入居者様の症状が改善傾向にあり、再発防止策として定期検査のご依頼もいただいております。
■ カビが「医療ではたどり着けない原因」のこともある
ここでお伝えしたいのは、「病院で異常がない」と言われても、それは「カビが原因でない」と証明されたわけではないということです。
医療機関では、住環境の空気中にどんな真菌が浮遊しているかまでは確認できません。
つまり、住環境に潜む“目に見えないアレルゲン”を調べる手段として、真菌検査は非常に重要なのです。
室内環境の見直しがアレルギー対策の第一歩
アレルギー対策というと、薬を飲んだり、空気清浄機を使ったり、食事に気を付けたりといった対処法を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、本当に重要なのは「原因そのものを生活空間から取り除く」こと、つまり室内環境の見直しです。
私たちが1日のうち平均して約16時間以上を過ごしている室内空間。特に寝室や子ども部屋などは長時間滞在する場所であり、空気の質や湿度、換気の状況によっては知らず知らずのうちにアレルゲンであるカビの胞子を吸い続けている可能性があります。
■ 高気密・高断熱住宅は“カビの温床”になりやすい
近年の住宅は、断熱性能が高く、気密性も強化されている一方で、「湿気がこもりやすく、換気が不十分」という問題を抱えています。
特に以下のような環境ではカビが繁殖しやすくなります。
- 換気扇を使用せず窓を締め切っている
- 部屋干しが日常的に行われている
- 加湿器を常時使用している
- 結露が頻繁に発生する(窓・壁・天井)
- エアコンや空気清浄機のフィルター清掃がされていない
こうした状況下では、カビの胞子が空気中に長時間漂い続けるため、アレルギー症状の引き金となってしまいます。
■ 空気中のカビ胞子は「見えない敵」
カビは、目に見える黒い斑点や白いふわふわだけではありません。**最も恐ろしいのは、肉眼では確認できない「空気中に浮遊しているカビ胞子」**なのです。
例えば、天井裏や床下、壁の内部にカビが繁殖していたとしても、表面には何も見えないことがあります。ですがそこから無数の胞子が放出され、換気の悪い室内で濃度が高まると、私たちの呼吸器を直撃します。
しかもこのカビ胞子、一度吸い込むと身体の中でアレルゲンとして蓄積されていくため、長年にわたって症状が悪化する恐れがあるのです。
■ 室内の“湿度”と“換気”が鍵を握る
カビは「湿度60%以上」「気温20℃〜30℃」で活発に活動します。
つまり、人が快適に感じる温湿度=カビにとっても好環境なのです。
特に以下の場所では注意が必要です:
場所 | リスク要因 |
---|---|
寝室 | 就寝時の呼気で湿度上昇、布団やマットレスが湿気を吸収 |
クローゼット・押し入れ | 換気がない、外気温と室温の差で結露発生 |
浴室・洗面所 | 湿度が非常に高く、タイルやパッキンにカビが繁殖 |
エアコン内部 | 結露・汚れの蓄積によりカビが繁殖しやすい環境 |
床下・天井裏 | 人目が届かず、湿気がたまりやすくカビの温床に |
■ 空気清浄機では“カビの根本解決”にはならない
「空気清浄機を使っていれば大丈夫」と思われる方も多いかもしれませんが、実は空気清浄機では室内に繁殖しているカビの発生源(コロニー)自体を除去することはできません。
また、フィルターにカビが繁殖している例もあり、逆に胞子を部屋中に撒き散らしてしまっているケースもあります。
つまり、根本的な解決には、発生源を特定し、除去するしかないのです。
■ 室内環境を見直すには、まず“見えないカビの可視化”を
このような背景から、私たちカビバスターズ岡山・西東京では、**見た目では分からない空気中のカビの種類・濃度を調査する「真菌検査」**をおすすめしています。
特に以下のような方には、真菌検査による室内環境の“見える化”が非常に有効です。
- アレルギー症状がなかなか改善しない
- 家のどこかでカビ臭がする
- 新築やリフォーム後に体調を崩した
- 家族の誰かが慢性的に咳や鼻炎に悩まされている
- 小さなお子様や高齢者がいる家庭
カビバスターズ岡山・西東京の真菌検査とは
「カビが体に悪いのはわかるけれど、目に見えないからどう対処すればいいのかわからない」
「カビ臭はするのに、どこにカビがあるのか分からない」
「アレルギー症状の原因が、もしかして家かもしれない…」
そんな方にこそ受けていただきたいのが、**カビバスターズ岡山・西東京が提供する『真菌検査』**です。
■ 真菌検査とは?──住環境の空気を“見える化”する検査
「真菌検査」とは、室内や建物の空気中、表面、隠れた空間に存在するカビ(=真菌)の種類や量を科学的に測定・分析する検査です。
私たちが行う真菌検査は、**一般社団法人微生物対策協会(MTA)**が監修・指導する方法を採用しており、高い精度と再現性がある信頼性の高い検査です。
■ 真菌検査でわかること
カビバスターズの真菌検査では、以下のような情報を取得できます:
- 空気中のカビの濃度(cfu/m³)
- 検出されたカビの種類(属レベルまで)
- 表面に生息しているカビの存在・量
- カビが繁殖している可能性のある場所の特定
- 日本建築学会が定める空気中カビ濃度の基準(1000cfu/m³)との比較
これにより、単に「カビがある/ない」だけでなく、どこに、どのような種類の、どれだけの量のカビが存在しているかを正確に把握することができます。
■ カビの種類ごとに症状や対策も異なる!
一口に「カビ」といっても、その種類は実にさまざまで、アレルギー症状や疾患への影響も異なります。
例えば:
カビの種類(属) | 主な症状や影響 |
---|---|
クラドスポリウム属 | アレルギー性鼻炎、喘息の原因になりやすい。空気中によく存在 |
アスペルギルス属 | 肺アスペルギルス症、過敏性肺炎、アレルギー反応の原因に |
ペニシリウム属 | 鼻炎・気管支炎の原因に。食品に多く発生することも |
アルテルナリア属 | 皮膚炎・喘息・アレルギー性結膜炎を引き起こす |
つまり、「何のカビが、どれだけあるか?」を知らなければ、正しい対策はできないのです。
■ 真菌検査は“健康を守る住宅ドック”
私たちは、真菌検査を「住宅の健康診断=住宅ドック」だと考えています。
体の健康診断と同じように、住まいの健康状態を数値で把握することが、家族の健康を守る第一歩です。
「カビを疑っているけど、見えないしどうしようもない」
「除カビを依頼する前に、本当に必要か調べたい」
そんな方にとっても、真菌検査はとても有効な判断材料になります。
■ 検査はどのように行うのか?
検査の方法については次の章で詳しくご紹介いたしますが、簡単にいうと以下のステップで実施されます。
- 現地調査・ヒアリング
- 空気中および表面サンプルの採取
- MTA推奨の検査手法に基づく培養・分析
- 報告書の作成(菌種・濃度・推奨対策を含む)
- ご希望に応じて除カビ・防カビ施工をご提案
このように、単なる「表面のカビチェック」ではなく、科学的な検査に基づいた正確な状況把握が可能です。
■ 真菌検査を受けたお客様の声
「咳が何ヶ月も止まらなかったのに、カビ除去後はスッと楽になりました!」(30代・女性)
「子どもの鼻炎の原因がカビだと分かって本当に助かりました」(40代・男性)
「リフォーム業者にも分からなかった天井裏のカビが見つかって驚きました」(50代・女性)
このように、原因が分からず悩んでいた方々に“安心”をお届けできるのが真菌検査の大きな価値です。
一般社団法人微生物対策協会の信頼性と検査方法
真菌検査と聞くと、「本当に信頼できる検査なの?」「民間企業の独自手法ではないの?」と不安を抱かれる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、カビバスターズ岡山・西東京が採用している真菌検査は、民間基準ではなく、専門機関の監修によって行われる、非常に信頼性の高い検査手法です。
その中心となるのが、**一般社団法人微生物対策協会(MTA:Microbial Technology Association)**です。
■ 一般社団法人微生物対策協会とは?
微生物対策協会は、室内環境におけるカビ・細菌など微生物汚染の調査・対策・教育を専門とする非営利法人です。
同協会は、以下のような活動を通して、建築業界・医療業界・教育機関・行政との連携も行っており、微生物による健康被害の未然防止と改善を目的に活動しています。
- 微生物汚染の調査・研究
- 真菌検査の標準化と普及
- 専門施工業者の育成と認定
- 建築・医療施設向けの空気環境改善提案
- 除菌・防菌・防カビの啓発活動
このように、**単なる検査機関ではなく、「正確な調査から、信頼できる対策までを包括的に扱う専門機関」**として高く評価されています。
■ 信頼性の高い検査基準に基づいた真菌検査
カビバスターズ岡山・西東京では、この微生物対策協会が策定した**「MTA推奨検査手法」**に基づき、真菌検査を実施しています。
そのため、属レベルまで正確に菌種を同定することが可能で、除カビ・防カビの方針を明確に立てることができます。
この検査では、以下のような手法が組み合わされます。
■ MTA推奨検査の具体的な方法
① 空気中真菌検査(エアサンプリング)
特殊な装置を用いて、1立方メートルあたりの空気中に含まれる真菌の量(cfu/m³)を測定します。
この測定結果を**日本建築学会が定める基準(1000cfu/m³以下が望ましい)**と照らし合わせることで、空気の安全性を科学的に評価できます。
② 培養検査(落下菌法)
一定時間、培地皿を室内に設置し、空中から自然に落下するカビ胞子を捕捉します。
培養器で一定期間培養後、菌のコロニー(集落)を確認・カウント・同定することで、種類ごとの繁殖傾向を把握します。
③ スワブ検査(拭き取り検査)
壁・床・エアコン内部などの表面を専用の綿棒で拭き取り、そのサンプルを培養します。
これにより、目に見えない微細なカビが潜んでいる場所も可視化されます。
④ 現地ヒアリング+環境測定
温湿度、結露状況、通気性、換気状態など、カビが繁殖しやすい要因を建築・生活習慣の両面から分析。
必要に応じて、壁内や天井裏のマイクロカメラ調査も実施し、見えない場所のカビも検出します。
■ なぜ“協会監修”が重要なのか?
カビの検査は、専門的な知識と正確な手法が求められる分野です。誤った方法や知識不足のまま調査・報告がなされると、適切な除カビ・防カビ対策につながらず、かえって症状が悪化するリスクもあります。
微生物対策協会の監修があるからこそ、「誰が見ても納得できる科学的データ」として信頼できるのです。
■ 第三者による信頼あるデータが、次の一手を導く
例えば、アレルギーで病院に通っていても症状がなかなか改善しない場合、医師にこの真菌検査の報告書を見せることで、より正確な診断と連携治療につながる可能性があります。
また、施設運営者や建築業者の方にとっても、**「エビデンスに基づく施工提案」**ができるため、対策の有効性を証明する資料としても活用されています。
■ カビ対策は「見える化」から始まる
カビは目に見えないからこそ、「気のせい」で片付けられてしまいがちです。
ですが、実際には多くのご家庭・施設で、気づかぬうちに空気中のカビ濃度が基準値を大きく上回っているケースも少なくありません。
カビバスターズ岡山・西東京では、確かな技術と正確な検査データに基づいた対応をお約束します。
真菌検査の流れ|調査から報告まで
真菌検査と聞くと、「時間がかかるのでは?」「手間が多そう…」「家の中を荒らされそう」といった不安を抱かれる方もいらっしゃるかもしれません。しかしご安心ください。カビバスターズ岡山・西東京が行う真菌検査は、お客様の負担を最小限にしつつ、科学的かつ丁寧に進めていく体制を整えています。
ここでは、実際にどのような手順で真菌検査が行われるのか、その全体の流れと所要時間、注意点などをわかりやすくご紹介いたします。
■ ステップ①|事前ヒアリングと現地状況の確認
まずは、お電話やメールでご相談をいただいた後、簡単なヒアリングを行います。
お伺いする内容には以下のようなものがあります:
- どのような症状が出ているか(ご家族の健康状態)
- カビの発生場所やニオイの有無
- 住まいの築年数や構造、使用している換気システム
- これまでの対策の有無
その後、専門スタッフが現地を訪問し、室内環境や建物の構造、通気・湿度などをチェックします。ここで調査ポイントを絞り込み、検査範囲・サンプル採取場所の計画を立てます。
■ ステップ②|サンプル採取(空気・表面・落下菌)
次に、検査箇所に応じて適切な方法でカビのサンプルを採取します。
◎ 空気中カビ検査(エアサンプリング)
専用のサンプラーを使って、空気中1㎥あたりに含まれるカビの胞子量を吸引・採取します。検査箇所は、寝室・リビング・押し入れ・クローゼット・エアコン吹き出し口周辺などが中心です。
◎ 落下菌検査(培地法)
滞留空気中に存在する胞子が自然に落下するのを利用して、シャーレ(培地)を設置し、数時間〜一晩静置します。これにより、その場の空気中にどれほどの胞子が漂っているかが分かります。
◎ 拭き取り検査(スワブ法)
エアコン内部、窓枠、壁、天井、家具の裏など、目視では確認しづらい場所の表面を綿棒でこすって採取します。これにより、表面に潜むカビ菌の存在を培養して可視化できます。
■ ステップ③|検体の培養・分析
採取した検体は、専用の検査機関または微生物対策協会提携の検査センターへ送付され、以下の手順で処理されます。
培養(3日〜7日間):検体を最適温度で培養し、カビのコロニーが育つのを待ちます。
カウント:各検体に出現したコロニー(菌集団)の数をカウントします(cfu/m³で表示)。
同定(菌種の特定):属レベルで菌の種類を判別します。クラドスポリウム属、アスペルギルス属など。
■ ステップ④|検査報告書の作成とご説明
検査結果が出たら、詳細な報告書を作成し、お客様にわかりやすくご説明いたします。
報告書には以下のような情報が記載されます:
- 各検査箇所のカビの種類と量(cfu/m³)
- 日本建築学会基準(1000cfu/m³)との比較
- アレルギーへの影響が想定される菌種の一覧
- カビの発生要因の分析(湿度、換気不良など)
- 推奨される除カビ・防カビ対策
検査結果の内容は専門スタッフが丁寧にご説明し、必要があれば除カビ・防カビの施工をご提案します。
■ ステップ⑤|アフターフォロー・再検査(ご希望に応じて)
除カビ施工後、再度カビの繁殖状況を確認するための再検査もご希望に応じて対応いたします。
また、カビの再発を防ぐための湿度管理・換気のアドバイスや日常のお手入れ方法も丁寧にサポートいたします。
■ 所要時間と費用について
検査自体は、通常現地作業で約1時間〜2時間程度で終了します(戸建住宅の場合)。
検査内容・部屋数・構造によって多少前後しますが、お客様の生活に大きな支障をきたすことはありません。
検査費用は規模や内容に応じて異なりますが、目安として5万円〜10万円程度で、調査・検体採取・報告書作成を含みます(※詳細はお見積もりいたします)。
■ 「気になっていたけど、思い切ってやってよかった」の声多数!
真菌検査を受けたお客様からは、
「家族の健康を守るために本当に必要なステップだった」
「長年の不調の原因がはっきりしてスッキリしました」
「見えないものを“見える化”してくれて安心できた」
といった喜びの声を多数いただいています。
除カビ・防カビのプロフェッショナル『MIST工法®』
真菌検査によって、カビの存在・種類・濃度が「見える化」されると、次に必要なのが的確な除カビと、再発を防ぐための防カビ処理です。
私たちカビバスターズ岡山・西東京では、長年の経験と実績に基づいて、**業界最高水準の除カビ技術「MIST工法®」**を導入しています。
この章では、**MIST工法®がなぜ優れているのか?他の除カビ方法との違いは何か?**を詳しく解説してまいります。
■ MIST工法®とは?
MIST工法®(Microbe Inactivation & Sterilization Technology)は、一般社団法人微生物対策協会(MTA)が認定した、安全かつ効果的な除カビ・防カビ技術です。
この工法の特徴は、単なる表面的な清掃ではなく、“建材の内部”や“空気中”に存在するカビの根本除去を実現する施工方法であること。
また、人体・ペット・建物への影響が少ない専用資材を使用し、かつ持続的な防カビ効果が期待できるのも大きな特長です。
■ MIST工法®の特長
◎ 特長①|目に見えないカビまで徹底除去
カビは目に見える表面だけでなく、クロスの裏、壁の中、天井裏、エアコン内部、床下などに根を張るように繁殖しています。
MIST工法®では、専用ミストを微粒子化し、カビの生息環境に隅々まで浸透させることで、見えないカビまで徹底除去できます。
◎ 特長②|殺菌と抗菌の“ダブル効果”
使用する除カビ剤は、真菌に特化した殺菌成分+防カビ成分を配合。
除去した直後の清潔な環境を、長期的に維持できるのがMIST工法®の強みです。
これにより、再発リスクを大幅に抑制します。
◎ 特長③|木材・壁材・配線にも安全
カビは木造住宅やRC住宅問わず発生しますが、MIST工法®で使用する薬剤は、建材・塗料・金属・電気配線にも影響の出にくい、安全性の高い処方になっています。
そのため、木造住宅、コンクリート構造、賃貸物件、公共施設、病院、保育園など幅広い建物に対応可能です。
◎ 特長④|施工時間が短く、即日完了も可能
施工は状況にもよりますが、一般家庭であれば半日〜1日程度で完了するケースがほとんど。
施工後も数時間の換気で再入室可能となるため、日常生活に大きな支障を与えることなく施工できます。
◎ 特長⑤|真菌検査とのセットで“根拠ある施工”
MIST工法®は、真菌検査で得たデータに基づいて、必要なエリア・菌種・濃度に応じて施工内容をカスタマイズします。
この「根拠ある施工」が、無駄を省きながら確実性の高いカビ対策を実現しています。
除カビ手法 | 表面的な除去 | 建材内部まで浸透 | 再発防止効果 | 安全性 | 持続力 |
---|---|---|---|---|---|
一般的な洗剤除去 | △ | × | × | △(刺激あり) | 数日〜数週間 |
市販の防カビスプレー | △ | × | △ | △ | 1〜2ヶ月 |
MIST工法® | ◎ | ◎ | ◎ | ◎(人体に優しい) | 約6ヶ月〜1年以上 |
MIST工法®は、単なる応急処置ではなく、医療でいう“原因療法”に近いアプローチです。
■ MIST工法®の施工事例(一部抜粋)
● 新築住宅での床下カビ除去(岡山県)
真菌検査で床下の木材にアスペルギルス属の繁殖を確認。MIST工法®を用いて除去・防カビ処理を実施。
その後、再発ゼロの状態を1年以上維持。
● 保育園の天井裏施工(東京都)
湿気と結露による天井裏のクラドスポリウム属が空気中に飛散し、園児の咳・鼻炎が相次いだケース。MIST工法®での全体施工を実施後、園児の症状が明らかに改善。
● 賃貸マンションの退去後リフォーム時(岡山市)
長期入居者の退去後、エアコン内部から高濃度のカビを確認。真菌検査+MIST工法®により、次の入居者へ安心して貸し出せる環境を整備。
■ 除カビ後の“空気の違い”を実感する声
「施工直後から空気が澄んだ感じがして、咳が止まりました!」
「エアコンをつけても鼻水が出なくなった」
「施工後、家族全員がよく眠れるようになった」
このように、**MIST工法®は単なる見た目の清掃ではなく、“空気を変える施工”**です。
実際にあったご相談事例(※複数)
カビバスターズ岡山・西東京には、**「病院で原因がわからなかった」「掃除しても咳が止まらない」「子どもが夜に咳き込む」**といった切実な声が日々寄せられています。
ここでは、実際に私たちが対応した真菌検査と除カビ施工の相談事例を、生活環境別にいくつかご紹介いたします。どれも他人事ではなく、もしかするとあなたのご家庭でも起こりうる事例かもしれません。
■ 事例①|【戸建住宅】引っ越し後から家族全員が体調不良に(岡山県倉敷市)
ご相談内容:
新築の建売住宅に引っ越してから、**家族全員が鼻水、咳、目のかゆみに悩まされるように。**特に夜間に症状が悪化。空気清浄機を導入しても改善せず。
検査結果:
真菌検査により、寝室とリビングの空気中カビ濃度が基準値(1000cfu/m³)を大きく超えており、クラドスポリウム属が優勢と判明。
施工対応:
床下と天井裏にMIST工法®を実施。除カビ・防カビ後、空気中のカビ濃度は200cfu/m³以下に改善。
家族全員の症状が1〜2週間で緩和し、「夜ぐっすり眠れるようになった」とのお声をいただきました。
■ 事例②|【賃貸マンション】エアコンをつけると咳が止まらない(東京都世田谷区)
ご相談内容:
単身者の女性から、「エアコンを使うと必ず喉がイガイガし、咳が出る」とのご相談。掃除をしても改善せず、引っ越しも検討していた。
検査結果:
エアコンの吹き出し口と内部から、ペニシリウム属とアスペルギルス属のカビを高濃度検出。空気中のカビ濃度も1200cfu/m³と基準超え。
施工対応:
エアコン内部の除カビ施工+室内全体のMIST処理を実施。施工後すぐに咳が出なくなり、「引っ越さずに済んだ」と安堵の声。
■ 事例③|【保育園】咳き込む園児が急増。原因は建物の天井裏に(東京都練馬区)
ご相談内容:
園児たちの咳や鼻炎が増え、複数の保護者から「空気が悪いのでは?」という問い合わせが相次いだ。清掃・換気を強化しても改善せず。
検査結果:
真菌検査の結果、天井裏と空調ダクト内にクラドスポリウム属が大量繁殖。空気中の胞子濃度も2000cfu/m³以上。
施工対応:
天井裏のMIST工法®施工と空調設備内の洗浄を実施。再検査でカビ濃度は大幅に改善し、園児の症状も減少。保護者からの信頼も回復。
■ 事例④|【高齢者施設】咳が止まらない入居者が複数発生(東京都町田市)
ご相談内容:
施設内で慢性的な咳や息切れを訴える高齢者が複数人おり、ウイルスや感染症が疑われたが検査結果は陰性。
施設の空気環境に原因があるのではと職員から相談。
検査結果:
真菌検査で、**エアコン内部と共用廊下の天井裏からアスペルギルス属のカビを高濃度検出。**空気中の濃度は1500cfu/m³超。
施工対応:
全館空調系統の除カビ+定期的な再検査を導入。入居者の体調も安定し、家族から「以前より元気に過ごしている」と好評。
■ 事例⑤|【ペット同居家庭】犬のアレルギー症状と飼い主の咳が連動(岡山県総社市)
ご相談内容:
室内飼いの犬が皮膚炎に悩まされ、同時に飼い主も慢性的な咳が続いていた。獣医でも皮膚トラブルの原因不明とされ、相談を受けた。
検査結果:
ペット用スペースの壁面と空気中から**アルテルナリア属とクラドスポリウム属を高濃度検出。**特に空気が滞留する場所にカビが多い状態。
施工対応:
ペットスペースを中心に除カビ施工。以降、犬の皮膚状態も回復し、飼い主の咳も軽快。ペットと人間が共に快適な空間を取り戻した。
■ 実例からわかること:カビは「どの家庭にも潜んでいる可能性がある」
ご紹介したのはほんの一部ですが、共通して言えるのは次の3点です:
- 目に見えない場所で、想像以上にカビが繁殖していることが多い。
- 検査をしなければ原因が分からず、症状が長期化してしまう。
- 適切な除カビ施工を行えば、健康状態が大きく改善するケースが多い。
花粉とカビの“ダブルパンチ”にどう立ち向かうか
「春になるとくしゃみが止まらない」
「秋口は特に体がだるくなる」
「花粉症の薬を飲んでもなぜか効かない」
――その不調、“花粉とカビ”のダブルパンチが原因かもしれません。
現代の住宅環境においては、花粉アレルギーとカビアレルギーが同時に存在し、重なって症状を悪化させているケースが増加しています。この章では、そんな「アレルゲンの重複」による健康被害にどう向き合うべきか、正しい知識と効果的な対策方法をご紹介します。
■ 花粉+カビ=症状の“増幅装置”になる
花粉とカビの共通点は、いずれも**「空気中に浮遊している目に見えない微粒子」であること**です。そして両者は、以下のように季節を問わずに襲ってきます。
アレルゲン |
主な時期 | 主な症状 |
---|---|---|
花粉(スギ・ヒノキ・ブタクサなど) | 2月〜5月、9月〜10月 | くしゃみ、鼻水、目のかゆみ、倦怠感 |
カビ(クラドスポリウム・アルテルナリアなど) | 通年(特に梅雨〜秋) | 咳、喘息、皮膚炎、結膜炎、慢性疲労 |
つまり、花粉の飛散が終わっても、カビが残っていれば症状が続くというのは、ごく自然な流れです。
そして問題なのは、アレルゲンが重なると、症状が相乗的に重くなるということ。
免疫が一度に複数の敵(アレルゲン)にさらされることで、本来は軽度で済む反応が強烈に出ることもあるのです。
■ 室内花粉×室内カビ=密閉空間での健康リスク
春や秋、そして冷暖房を使う夏・冬の時期には、窓を閉め切る機会が増えます。
すると、外から侵入した花粉が室内に滞留し、さらにカビも増殖しやすい湿度条件が整うことで、「室内にアレルゲンが溜まる」状態が長期間続いてしまうのです。
特に危険なのが以下のような環境:
- 換気不足の高気密住宅
- 加湿器の使いすぎ
- 室内干し+花粉飛散時期
- エアコン内部の汚染
このような状況では、空気中に花粉とカビの両方が混在していることが非常に多く、呼吸器系へのダメージが蓄積しやすくなります。
■ 症状が「季節をまたいで続く」場合は要注意!
花粉症であれば、本来はスギ・ヒノキの飛散が落ち着く5月頃に症状も治まってくるはずです。
しかし、5月以降も鼻炎・咳・目のかゆみが続いている方は、カビの影響が疑われます。
また、以下のようなケースも要注意です:
- 花粉飛散のない時期にも症状がある
- 室内で過ごす時間が長いほど悪化する
- 夜間・朝方に咳がひどくなる
- 窓を開けたら症状が軽くなる
これらの傾向が見られる場合、住環境の真菌汚染がアレルギーの原因である可能性が高いといえます。
■ どう対処すべきか?3つのステップでアレルゲンに対抗!
Step 1:アレルゲンの特定(血液検査+真菌検査)
まずは病院での血液検査でアレルゲンの傾向を確認し、自宅の真菌検査で室内環境の問題点を可視化しましょう。
Step 2:空気環境の改善(換気+除カビ+フィルター対策)
空気の質を改善するには、除カビや防カビ施工が最も重要。あわせて、空気清浄機やエアコンのフィルター清掃も忘れずに。
Step 3:再発防止の生活習慣(湿度管理・換気・加湿器の見直し)
湿度は50〜60%以下を保つことがポイント。加湿器のカビ繁殖や布団の湿気にも注意しましょう。
■ 花粉+カビの対策は「チーム戦」が有効
アレルゲン対策は一人で悩むものではありません。
医療機関とカビバスターズ(環境対策)という“チーム”で取り組むことが、症状改善の最短ルートです。
「病院に通っても治らない」「薬だけでは不十分」――そう感じたら、住環境の見直し=真菌検査と除カビ施工を検討してみてください。
自分でできる日常のカビ対策とその限界
「できるだけ自分で何とかしたい」――これは多くの方が感じていることです。
確かに、日常生活の中でもちょっとした工夫でカビの発生を抑えることは可能です。ここでは、ご家庭で実践できるカビ対策の具体例をご紹介しつつ、プロによる除カビとの違い・限界点についても解説していきます。
■ ご家庭でできる日常的なカビ対策5選
① 湿度管理(50〜60%を目安に)
カビは湿度が60%を超えると一気に繁殖しやすくなります。
除湿機やエアコンのドライ機能を上手に使い、梅雨時や冬の結露時期には湿度計で常時チェックする習慣をつけましょう。
② 室内の定期的な換気
毎日2〜3回、5分程度の窓開け換気を行うだけでも、室内の湿気とカビの胞子を外へ追い出す効果があります。
特に入浴後・料理後・寝起きのタイミングが有効です。
③ エアコンや空気清浄機のフィルター清掃
フィルターにカビやホコリがたまっていると、逆に室内へ胞子を撒き散らす“カビ発生装置”になることも。
2週間に1度のフィルター清掃を習慣づけましょう。
④ 結露の拭き取りと防止
窓ガラスやアルミサッシ、外気に面した壁などは結露が起こりやすくカビの温床です。
朝起きたら水滴を必ず拭き取り、断熱シートや除湿パネルの活用もおすすめです。
⑤ 収納スペースの風通しを良くする
押し入れやクローゼットはカビが好む「暗くて湿った空間」です。定期的に扉を開け、除湿剤を設置し、物を詰め込みすぎないようにしましょう。
■ 自分でできる対策の“限界”とは?
日常の対策は「予防」においては非常に有効です。しかし、すでに繁殖してしまったカビ、特に見えない場所や建材内部に根を張ったカビに対しては、家庭用の道具では限界があります。
◎ 市販のカビ取り剤では“根”まで届かない
スプレータイプの漂白剤などで黒カビを落としても、表面の色が取れているだけで根っこ(菌糸)は残っていることがほとんどです。
特にクロスの裏側、木材内部、石膏ボードの中、床下、天井裏などは市販薬剤では対応できません。
◎ 空気中のカビは“掃除しても消えない”
ホコリを掃除機で吸っても、浮遊するカビの胞子は常に呼吸とともに吸い込んでしまっている可能性があります。
しかも、掃除中に舞い上がってしまうことで逆に濃度が高まるリスクもあるのです。
◎ 一見キレイでも「高濃度カビ汚染」の例も
見た目に汚れがない空間でも、真菌検査をしてみると空気中のカビ濃度が1000cfu/m³を大きく超えていたという事例も多数あります。
カビは「見えない」「臭わない」段階が最も危険であることを忘れてはいけません。
■ 除カビは“見えない敵”との戦い。プロの力が必要です
カビの除去は、**単なる清掃ではなく、医療に近い“環境療法”**です。
特に、免疫が低下している方やお子様、高齢者、アレルギー体質の方が暮らす住環境では、専門的な除カビ施工と真菌検査が強く推奨されます。
自分でできることと、プロに任せるべきラインを明確にすることが、健康被害を防ぐうえで非常に重要です。
■ 家庭の努力 × プロの技術 = 安心の空気環境
私たちカビバスターズ岡山・西東京では、家庭での対策アドバイスもしっかり行いながら、見えない真菌リスクを徹底的に可視化・根絶しています。
真菌検査をおすすめする5つのタイミング
「なんとなく体調が悪いけど原因がわからない」
「カビ臭がするけど、見えるところにカビはない」
「家族のアレルギー症状が改善しない」
――そんな時こそ、“真菌検査”が住環境の健康診断として有効です。
しかし、真菌検査は「いつ受ければいいのか分からない」という声も多くあります。
そこでここでは、真菌検査を特におすすめする5つのタイミングについて解説します。
これらのサインが1つでも当てはまる方は、カビによる健康リスクが潜んでいる可能性が高いため、ぜひ一度ご相談ください。
■ タイミング①:アレルギー症状が「季節を問わず続いている」とき
「春だけではなく、夏や秋、冬でも鼻水・くしゃみが出る」
「花粉の時期を過ぎても症状が治まらない」
このような場合、花粉ではなく“通年性のアレルゲン”であるカビが原因である可能性が高いです。
特に以下のような症状がある方は要注意です:
- 長引く咳、喉の違和感
- 鼻づまり、透明な鼻水
- 目のかゆみ、赤み
- 慢性的な倦怠感や不眠
- アトピー性皮膚炎の悪化
■ タイミング②:「引っ越し後」「リフォーム後」に体調不良が始まったとき
新築やリフォーム直後は、「きれいな空気の中で暮らせる」と思いがちですが、建築途中に湿気が入り込み、見えない場所でカビが繁殖していることも多々あります。
- 引き渡し時に雨が入った
- 工期が長引いて建材が湿った
- クロス貼り後に通気が不十分だった
こういった背景がある場合、壁内・床下・天井裏にカビが隠れている可能性が非常に高く、真菌検査が必要不可欠です。
■ タイミング③:家の中で「カビ臭」がするのに見えるカビがないとき
カビの臭い(=カビの代謝物のガス)がするけれど、壁や床にそれらしき痕跡が見つからない。
こうしたケースでは、空気中や隠れた場所にカビが発生していることがほとんどです。
- エアコンをつけると臭う
- 押し入れやクローゼットがカビ臭い
- 洗面所や脱衣所のニオイが気になる
このような状態では、スワブ検査(拭き取り)や空中浮遊菌検査で正確な状況把握が可能です。
■ タイミング④:小さな子どもや高齢者と同居しているとき
免疫力が弱い乳幼児や高齢者は、カビの影響を受けやすく、体調変化も急激に表れることがあります。
以下のようなサインが見られたら、早めに住環境のチェックをおすすめします。
- 子どもがよく咳き込む、鼻水が止まらない
- 夜中に咳き込んで眠れない
- 微熱やだるさが続いている
- 高齢者が呼吸器症状や喘息を訴えている
見えない空気中のカビが原因であることも多く、医療機関と住環境調査を組み合わせた対応が有効です。
■ タイミング⑤:ペットの体調不良や皮膚トラブルが増えたとき
実は、カビは人間だけでなくペットにも影響を与えます。
皮膚が敏感な犬や猫は、空気中のカビによってアレルギー性皮膚炎・呼吸器疾患を発症するケースも少なくありません。
- ペットが頻繁にかゆがっている
- 皮膚に赤みや脱毛が見られる
- 動物病院でアレルギーと診断されたが原因が分からない
こうした場合は、ペットが普段いる部屋の空気環境を真菌検査で可視化することが有効です。
■ 「何となく不調」が一番危ない
日常の不調や違和感は、病気として診断されないことも多く、つい放置されがちです。
しかし、カビによる健康リスクは“気づいたときには進行している”ことが非常に多いのです。
「原因がわからないけど不調が続いている」
「家族みんなに何らかの症状が出ている」
そう感じたときが、真菌検査を受ける最大のタイミングです。
真菌アレルギーの専門病院と併用すべき理由
「何ヶ月も咳が止まらない」「くしゃみや鼻水がずっと続いている」「皮膚がかゆくて薬が手放せない」
こうした症状がある場合、まずは耳鼻科や呼吸器内科、皮膚科などの医療機関を受診するのが一般的です。
しかし、医療機関での検査では、「アレルギー反応がある」ことは分かっても、“住まいのどこにその原因が潜んでいるのか”までは特定できないのが現状です。
ここで有効となるのが、真菌検査と医療機関の併用というアプローチです。
■ 医療機関でできること、できないこと
◎ 医療機関でできること:
- 血液検査でアレルゲンの種類(IgE抗体)を判定
- 吸入系アレルゲン(花粉・ダニ・カビ)に対する過敏性を把握
- アレルギー症状に対する内服・点鼻薬・吸入薬の処方
- 重度の症状に対する治療方針の決定(免疫療法など)
× 医療機関では難しいこと:
- 実際に住んでいる部屋の空気中にどのカビがどれだけ存在するかを調べる
- 天井裏・床下・壁内など、カビの“発生源”を突き止める
- 建築構造上の原因(結露・断熱不足・換気不良など)まで踏み込む
- カビの除去・防止施工まで一貫して行うこと
■ 真菌検査と専門医療の“ダブルアプローチ”が最も有効
血液検査で「真菌アレルギーの可能性」が出たにもかかわらず、原因となるカビの場所がわからなければ、治療と再発防止がチグハグになってしまう可能性があります。
そこで、住環境における真菌検査(=空気中や建材内に存在するカビの種類と量を特定)と、医療機関によるアレルギー診断・治療を組み合わせることが最も有効です。
カビバスターズ岡山・西東京では、検査結果を詳細な報告書(菌種・濃度・リスク分析付き)としてご提供しておりますので、必要に応じて医療機関での治療にも活用していただけます。
■ 専門医との連携が求められるケースとは?
以下のような症状や状況がある方は、アレルギー専門の医師とカビバスターズによる環境改善の併用が効果的です。
- 咳が長引くのに、風邪薬が効かない
- 喘息の症状が年中続く
- アトピーや皮膚炎が悪化傾向にある
- 免疫力が低く、肺炎を繰り返している
- 過敏性肺炎や間質性肺炎と診断された
- 子どもや高齢者に症状が集中している
■ 岡山・東京周辺での専門医療機関の例(※一部)
カビバスターズでは、以下のような真菌やアレルギーに強い専門病院・医師との情報共有・報告書の活用事例があります。
【岡山エリア】
川崎医科大学附属病院(呼吸器アレルギー科)
岡山大学病院(免疫アレルギーセンター)
岡山済生会総合病院(呼吸器内科) など
【東京・西東京エリア】
国立病院機構 東京病院(呼吸器内科・アレルギー科)
東京慈恵会医科大学附属病院(呼吸器・免疫・アレルギー内科)
杏林大学医学部付属病院(呼吸器内科) など
医師から「環境アレルゲンを除去してください」と言われた方も、何をどう対処すればいいのか分からないケースが多いもの。
そんな時こそ、真菌検査とプロの除カビ施工が医療と連携できる力を発揮します。
■ 医師との情報共有もスムーズに
カビバスターズでは、ご希望があれば以下のような対応も可能です。
医療機関提出用の報告書の作成
検査結果を分かりやすくまとめたサマリー提供
必要に応じた医師向けの補足情報のご案内
これにより、住環境と医療の連携がスムーズに行え、治療効果の最大化につながるのです。
■ 「家を変えれば、体が変わる」その第一歩として
薬を飲み続けるのではなく、そもそもの原因である“住まいの空気”を変えること。
それが、アレルギー症状から解放されるための根本的なアプローチです。
まとめ|症状の原因が見えないあなたへ、真菌検査という選択肢
「病院に行っても異常なしと言われた」
「薬を飲んでもアレルギー症状が改善しない」
「家にいる時間が長くなるほど体調が悪い気がする」
こうした“原因不明の体調不良”に悩まされている方は、カビ(真菌)によるアレルギーや健康被害の可能性を疑うべき時期に来ているかもしれません。
私たちカビバスターズ岡山・西東京では、そうした悩みに対して、医療では見つけることのできない“住環境のリスク”を科学的に可視化し、根本から解決するサポートを行っています。
■ 真菌検査は“住まいの健康診断”
カビは目に見えない場所でも、静かに、しかし確実に私たちの健康を蝕んでいます。
- 空気中に漂うカビの胞子
- 結露で発生する壁裏のカビ
- エアコンや押し入れの奥に潜むカビ
- 天井裏や床下に広がるコロニー
こうした見えないカビを可視化するために、真菌検査はまさに「空気の健康診断」であり、現代の住宅に必須のチェック項目と言えるのです。
■ こんな方に、真菌検査をおすすめします
- 季節を問わずアレルギー症状が続いている
- 家族のうち誰かがいつも体調を崩している
- 咳・鼻水・目のかゆみが慢性化している
- 新築・リフォーム後に不調を感じるようになった
- カビ臭がするのに、発生源が分からない
- ペットやお子さまが皮膚トラブルを起こしている
- 医師から「アレルゲンを減らすように」と言われている
■ カビを可視化し、根本から除去するプロの仕事
カビバスターズ岡山・西東京では、以下の3ステップで、**「原因特定」→「除去」→「再発防止」**までをワンストップでご提供しています。
- 真菌検査(空気中や表面に存在するカビを検出)
- MIST工法®による除カビ・防カビ施工
- 生活改善アドバイス・再検査による継続的なサポート
すべて一般社団法人微生物対策協会の推奨基準に基づく信頼性の高い対応であり、病院や教育施設、保育園、一般家庭まで多くの導入実績があります。
■ 住まいの空気が変われば、人生が変わる
「もっと早く検査しておけばよかった」
「原因がわかったことで、ようやく安心できた」
「家族全員が元気になった」
これらは、真菌検査と除カビ施工をご利用いただいた方々から寄せられたリアルなお声です。
薬や通院だけでは解決できなかった体調不良も、“住まいを見直す”ことで劇的に改善するケースが数多く存在しています。
■ 最後に|あなたの「不調」は、カビからのサインかもしれません
見えないカビだからこそ、後回しにされがちです。
ですが、放置しておけば、アレルギー症状や肺疾患、家族の健康被害として表面化します。
今こそ、真菌検査という“見えない問題を見える化する選択肢”を検討してみませんか?
✅ カビや花粉によるアレルギー症状でお困りの方へ
カビバスターズ岡山・西東京では、真菌検査・除カビ・防カビ施工まで一貫対応
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🌱あなたの健康と家族の安心のために。まずはお気軽にご相談ください。
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株式会社Green-green
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お問い合わせ先 : 080-4262-2730
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