静岡清水漁港から学ぶ：船上のカビ対策と環境改善のプロフェッショナルガイド

皆様、こんにちは！

今回、弊社がカビ対策のフィールドワークとして静岡県の清水漁港を訪れた際の経験をお伝えします。清水漁港に停泊中のマグロ漁船で発生しているカビ問題について、解決策を提案するため現地調査を行いました。

この漁船は年間10カ月もの長期にわたり海上で運用されており、船員の皆さんが船内で生活されるため、カビの発生は健康上のリスクとなっています。調査の結果、特にベッドエリアの下やクローゼット内部にカビが大量に発生していることが確認されました。洋服にもカビが生えるほど、船内のカビの状態は深刻でした。

カビ発生の主な原因は、船内の真下に位置するマイナス60度の急速冷凍庫からの冷気が、断熱材が不十分であることにより結露を引き起こし、それがカビの繁殖を促していることでした。また、適切な換気が行われておらず、空気が滞留することで湿度が高まり、カビが生育しやすい環境が形成されていました。

解決策として、以下の提案を行いました：

1.断熱材の増強：断熱材を増やし、冷凍庫からの冷気による結露を抑制します。

2.換気システムの改善：船内の空気の流れを改善し、空気滞留の問題を解決します。

3.除湿器の設置：給気スペースに除湿器を設置し、乾燥した空気を循環させることで湿度管理を強化します。

4.徹底した除カビ処理：既に繁殖してしまったカビを根本から除去し、環境をリセットします。

これらの措置は、長期間船上で生活する船員の方々の健康を守り、カビによる被害を未然に防ぐために不可欠です。住宅と同様に、生活の場となる船内環境も清潔に保つことが大切です。我々カビバスターズは、専門的な知識と技術を持って対応しますので、是非ご協力させていただければと思います。

また、私たちカビバスターズは、単にカビを取り除くだけではありません。専門家として、カビの発生を防ぐための予防策と改善案も提供しています。カビ問題の根本的な原因を特定し、その解決に向けた包括的な対策を施すことで、今後も安心してお過ごしいただける環境を実現します。カビ取りだけでなく、その後の快適な生活をサポートすることも我々の使命です。お客様の健康と安全を第一に考え、持続可能な環境作りに貢献するカビバスターズに、どうぞお任せください。